12月18日(日)、いわき芸術文化交流館アリオスで開催された「第35回福島県高等学校総合文化祭 活動優秀校公演」に、双葉高校を含む来年3月で休校になる5校の生徒たちが参加しました。
この公演は、福島県を代表する文化部の高校生の優れた文化活動を紹介するもので、毎年開催されています。
演劇やフラダンスなどのステージ発表や、芸術系や自然科学などの展示発表、商業・農業高校の生徒が作った商品の販売などが行われました。
今回は、公演の最後に、休校となる5校に向け、特別企画として「校歌演奏」と「特別新聞発行」が行われました。
校歌演奏では、県中地区といわき地区から13校の合唱部と4校の器楽・管弦楽部の皆さん、合わせて300名以上が参加し、5校の生徒らと一緒に、各校の校歌を演奏・合唱しました。
最前列にいるのが本校生です。

各校、紹介の画像をバックに代表生徒がスピーチを行い、その後、校歌を斉唱しました。
本校は、生徒会長の菊池さんが代表スピーチを行い、休校への思いや同窓生への感謝を述べました。


会場では、5校の生徒や先生方を取材して編集された「福島県高文連会報 活動優秀校公演特別号」が配布されました。
震災から休校までの経緯や各校の生徒の活動などが紹介されています。


休校に近づくにつれ、寂しさを感じつつあった生徒たちに、心強さを感じる機会を与えていただき、記憶に残る素晴らしい思い出になったことと思います。
福島県高等学校文化連盟の皆様、ありがとうございました。