10月10日(土)~12日(月) の3日間、2年生1名と教員1名が、
双葉郡教育復興ビジョン推進協議会主催 他地域交流事業「福井県・さばえ まちづくり体験ツアー」に参加しました。
福井県鯖江市は、眼鏡フレーム国内生産率約95%をはじめとして、越前漆器や繊維産業など
ものづくりでも有名ですが、
市民参加型のまちづくりが盛んな都市です。
ものづくりも
まちづくりに活かしながら、今回お邪魔したJK課や、市民が市の事業を提案したり参加したりして積極的にまちづくりに参加する事業を数多く行っているそうです。
ものづくりでは、「めがねミュージアム」と「うるしの里会館」を訪れました。
「めがねミュージアム」では、めがねフレームのストラップ作りをしたり、めがね職人の方にめがねの歴史をお聞きしたりしました。
また、鯖江に魅了されて移住したデザインユニット「
TSUGI」の皆さんにもお話を伺いしました。
まちづくりでは、
鯖江市JK課へのインターンをしました。
「JK課」とは、鯖江市独自の事業で、女子高校生にまちづくりに興味を持ってもらう目的で行っているそうです。
今回は、全国の自治体職員の皆さんの研修合宿に一部合流させていただき、一緒に活動することになりました。
JK課プロデューサーの若新雄純さん。
皆さん耳を付けていますが、JKが考え出したアイスブレイク(初対面の緊張緩和)だそうです。

「同時多発JK!~鯖江にひとつイイコトしよう~」をテーマに、グループに分かれて街に繰り出し、それぞれに活動しました。
今回のJK課インターンについては、地元紙の県民福井や福島民友新聞で取り上げていただきました。
他にも、市議会議員の方や市民の方などにも、まちづくりについてお話を伺いました。
市議や市民の方に、双葉高の現状を説明する本校生

また、今回の宿泊は古民家民宿で、女性陣が宿泊した「ざくろの宿」は福島から避難した方が経営されていました。
みんなで食事の準備のお手伝い

2日目の夕食時には、元小学校教師で鯖江で「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加している岩堀美雪先生にお会いしました。
岩堀先生は、福島を応援するため「ひまわり」という歌を作り、児童たちと活動を続けているそうです。
本校ボランティア部でも「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加しており、ご縁を感じる機会となりました。
今回の研修では、鯖江市のまちづくりを学ぶだけでなく、双葉郡内の他の中高生との交流も深めることができました。
今回得た経験とつながりを、今後の活動に活かしていきたいと思います。