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住所
<いわき明星大学サテライト>
〒970-8044
福島県いわき市中央台飯野
       5丁目5-1
 いわき明星大学 高校南館

TEL 0246-29-2701
FAX 0246-29-2722
MAIL futaba-h(at)fcs.ed.jp
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*いずれも平成29年3月29日まで。30日以降は繋がりません。
 
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スクールライフ

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2017/03/07

第69回卒業証書授与式、休校セレモニー

| by 管理人
平成29年3月1日(水)、本校第69回卒業証書授与式、同窓会入会式、休校セレモニーか開催されました。

会場はサテライト校舎があるいわき明星大学の児玉記念講堂です。
卒業生にとっては、「双高のつどい」や先輩方の卒業式など思い出の場所のひとつです。


今回は、後輩のいない卒業生を多くの方で祝っていたたくため、一般参加や卒業メッセージを募っておりましたが、当日は約100名の皆様が御来場くださいました。
また、同窓生を含む多方面から祝電やお祝いのメッセージをいただきました。


昨年6月に交流した岡山南高校の皆様からも、素敵な手作りのメッセージボードをいただきました。


当日は少ない職員での運営をお手伝いいただくため、約20名の皆様がボランティアとして御協力くださいました。
また、当日も含め、本卒業生や教職員へ多くの皆様から記念品や差し入れをいただきました。
誠にありがとうございました。

受付には、休校記念事業で作成した横断幕や、この日のために特別に作成していただいた「双葉だるま」も展示しました。



双葉だるまには「復活双高」の文字を入れていただきました。
JA福島さくら女性部双葉支部の皆様、ありがとうございました。
このことについては、河北新報で取り上げていただきました。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170207_63020.html


いよいよ卒業式です。
卒業生ひとり一人に小島稔校長より卒業証書が手渡されました。


式辞


福島県教育委員会教育長・鈴木淳一様より「はなむけの言葉」を頂戴しました。


このほか、福島県議会議長(代読:福島県議会議員・吉田栄光様)、双葉町長・伊澤史朗様、同窓会会長・中井芳秋様、PTA会長・夏目陽子様より祝辞を頂戴しました。
祝辞を聴く卒業生たち


卒業生を代表して、生徒会長・菊池歩実さんが「別れのことば」を述べました。

入学式はいわき明星大学内の小さな会議室のような部屋だったことや、人数が少ないことや休校する学校だからこその苦労のほか、今の双葉高校を英単語で表現するならということを考える機会があり、それは"CLOSE"で、動詞では「閉じる」つまり休校を意味し、形容詞だと「近い」の意で、教職員と生徒の距離が近く親しいことを表すということ、11人しかいないからこそお互いをよく知っているクラスの様子などを紹介しました。
また、親御さんをはじめとして、これまで御支援いただいた皆様への感謝も述べられました。
「私たちは、たくさんの困難を乗り越えて、今、ここにいます。きっとこの先にも、たくさんの困難が待ち構えています。しかし、それを乗り越えられるように頑張ります。」

校歌斉唱


卒業式のあと、同窓会入会式が行われ、卒業生11名が双葉高校同窓会に入会しました。
卒業記念品として、同窓会本部より卒業証書入れ、東京支部より図書カードが贈呈されました。

同窓会入会式に続き、休校セレモニーが行われました。
セレモニーでは、高校46回卒の名嘉陽一郎様が作成してくださった、ドローンを使って撮影した現在の本校舎の様子や「双高のつどい」で掲示した双葉高校の歴史を振り返る写真などのスライドショーと、卒業生による発表を行いました。
卒業生の発表では、震災後、多方面からいただいた御支援を紹介し、感謝の言葉が述べられました。


なお、会場の祝電のコーナーでも、これまで御支援いただいた皆様を一覧にし、参加いただいた同窓生の皆様に御紹介しました。


休校セレモニー最後の「校長あいさつ」では、小島稔校長が、これまでの御支援への感謝を述べたほか、将来、双葉高校が復活したときの未来図について、部活動の在り方や、銅板の屋根に緑青が吹き美しい緑色になった体育館や改装された校舎で生徒と教職員、地域の人々が集う様子を思い描きながら、あいさつしました。
「双葉高校の休校とは絶望であるはずがありません。新しい時代に相応しい双葉高校として、復活するという「希望」でしかありません。みなさん、また双高で再会しましょう!」

最後に、1~4番までフルコーラスで校歌斉唱


卒業生退場では、震災後のサテライト校舎になってからの卒業生が花道をつくり、多くの同窓生・参加者の皆様から祝福の拍手を受けながら、卒業生が会場をあとにしました。


校舎に戻ってからは、ホームルームで、担任からひとり一人、卒業証書を受け取りました。



高校3年間を過ごし、凛々しい顔つきになりました。


ひとり一人、3年間の思い出を話す場面も。


友人と記念撮影


当日は、たいへん多くのメディアに取材していただきました。一部御紹介します。
【福島テレビ】双葉高校 11人が笑顔で旅立ち
http://www.fnn-news.com/localtime/fukushima/detail.html?id=FNNL00047297
【福島民報】避難高校が最後の卒業式 春から休校、学舎に別れ
https://www.minpo.jp/globalnews/detail/2017030101000889
【福島民友】最後の卒業式、笑顔で 今月で休校5高校
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170302-153015.php
【河北新報】休校の双葉高 11人前へ進む
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170302_63004.html
【産経ニュース】福島・双葉高で最後の卒業式「自分たちの手で再開を」全国からOB駆け付け祝福
http://www.sankei.com/region/news/170302/rgn1703020050-n1.html
【毎日新聞】さよなら母校 最後の卒業式
http://mainichi.jp/articles/20170301/k00/00e/040/264000c

双葉高校第69回卒業生の前途に多くの幸あらんことを祈っています!

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